真梨 幸子『ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで』
2021年 02月 19日
図書館で表紙をみて手に。グレーとオレンジ色、好きな色の組み合わせなもので。
(グレーとの相性NO.1は〝ピンク〟であるけど)
百貨店の外商部の話。タイトルからもいろいろ予想できる。
読み始めはかなり予想通り。
短編だが、人物相関でアチコチとつながっている。
「ここ」と「その人」つながるっ!
あぁ〜「アレ」かぁ!
情報をあちこちで回収して、なかなか飽きない。
「外商さん」と「百貨店」。なるほどいろんな展開があり得る。
外商さんとかかわるなんて無縁だが、チラッと覗き見る気分。
プライド高き秘書のような、便利屋のような。
だけど、読んでゆくとどんどんエスカレート。
最終話ではもう完全にイカレている。狂気。
この一冊はミステリーなのだと、途中で気づく。
#
by ann-donut
| 2021-02-19 21:56
| 読書